7月1日は山梨県側では富士山の山開きですね。 「富士山のトリビア」という記事が投稿されていました。「まぼろしの第6番目の湖」として「赤池」が紹介されていました。7年毎に現れ、今年がその7年目だそうです。 私はまだ見たことがありませんが、事前に紹介した「怖い! 青木ヶ原ハイキングの方法」のゴールから歩いて行ける距離のところだと思います。一度見てみたいものです。 7年毎というのは、諏訪大社の「御柱祭」や善光寺の「御開帳」もそうです。なぜか7年に一度かを調べてみると、「御柱」の場合は、「動く」「うごめく」といった意味で草木の芽吹きや作物の熟成に通じ縁起がよいとされる「寅」と「申」の年に行われるそうです。実際は、6年と7年毎が交互に来ます。仏教で、「7」という数字は「完全な調和」を示すそうです。 人間の細胞は7年毎に全てが入れ替わると聞いたことがあります。一週間も7日ですね。 「7」は宇宙の単位なのかもしれません。
富士山には、「まぼろしの滝」もあるそうです。 こちら→ https://www.travel.co.jp/guide/article/32393/
雪解けの水がある期間だけ現れるようです。富士山の雪解け水は直ぐに地中に潜ってしまい、例えば「富士五湖」「忍野八海」「柿田川」や「湧玉池」辺りから湧き出してきます。どのくらい時間をかけて湧き出すかについてはこちら → http://www.cbr.mlit.go.jp/fujisabo/fuji_info/mamechisiki/c05/index.html 早いものは6年ぐらいから23年ぐらい、平均15年ぐらいだそうです。
以前に「潤井川の源流を探そう」というプログラムを実施したことがあります。遡っていくと、国道139号に交差した辺りから水が流れていない川になります。この川が「大沢川」と言って富士山の「大沢崩れ」の谷に続きます。 現在、国土交通省の砂防事務所が大沢崩れの土砂が潤井川に流れ込まないように砂防ダムなどの大規模な砂防事業が継続的に行われています。
砂防事業はこちら → http://www.cbr.mlit.go.jp/fujisabo/jigyou/sabojigyou_top.html
大沢崩れの現状はこちら → http://www.cbr.mlit.go.jp/fujisabo/jigyou/sj-genjyou.html
10年ほど前(下の写真)、大沢崩れ直近の小屋に泊まったことがありますが、「カランコロン」と石が大沢崩れの渓谷を落ちていくのを見ることができました。近くで見ると本当に大きな渓谷でした。 現在、この小屋も浸食されている渓谷の中に入ってしまったようです。自然の力は壮大です。