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呼吸を上手く使えば、全て上手くいく

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 今日は、「呼吸」の話をします。皆さん、深呼吸するときに「空気を吸ってから吐く」ですか「息を吐いてから吸う」ですか? ラジオ体操は前者なので、自然とそうなってしまいますね。「呼吸の本」(著者:谷川俊太郎、加藤俊朗 発行:株式会社 サンガ)は、お薦めです。息を吐いてから吸う」が良いそうです。これは、私も実感しています。肺に空気が残っている状態では、それ以上に吸えませんね。一度十分空にしてから吸うと自然とたくさんの空気が入ってきます。吐く時は口から、吸うときは鼻からが健康的にもよいです。空気中の異物や病原菌は、鼻から吸った方がトラップされやすいのです。金管楽器奏者も、鼻から吸った方が、セットしたアンブシュア(唇の形)が変化し難いので、良好です。この「呼吸の本」の中で、「という字は自らと書く」ので、息を整えることで心を穏やかにしましょう と言っています。 また「長息は長生(ながいき)」だそうです。 私は、緊張する時は口から十分息を吐いてから、鼻から息を吸い込み、次はできるだけゆっくり口から息を吐くと落ち着きます。試してみてください。 ブッダさん(お釈迦さま)も中国の壮士も「足の裏」を意識して呼吸すると良いと言っているそうです。日本の白禅禅師和尚も「足心」と言っています。 脱線しますが、「念ずれば花ひらく」(著者:坂村真民 発行:サンマーク出版)の詩集の中で、私が好きな詩「尊いのは足の裏である」を紹介します。足の裏から光がでないと偉くないそうです。ここでも足の裏がキーワードです。 

 

 

 

 

 また呼吸の話にもどります。呼吸について興味があったので、Webで探していたところ、「西野流呼吸法」(著者:西野晧三 発行:株式会社 講談社)を見つけました。西野さんは、大阪市立医科大学からメトロポリタン・オペラ・バレエスクールで学び、西野バレエ団を創設しました。中国拳法師範や合気道師範でもあり、西野流呼吸法を開発したそうです。年輩の方はご存知だと思いますが、由美かおるさんや金井克子さんなどの有名人が、このバレエ団が輩出しています。 かなり前のテレビ番組で、手も触れずに人を飛ばしてしまう場面を見られた方も居られると思います。 この「西野流呼吸法」がまさに足の裏から呼吸する方法で、鍛錬すると人を飛ばせるようになるらしいです。YouTubeにもたくさん動画があります。以前、テレビ局の文化講座で「西野流呼吸法入門」という講座があったので、参加してみました。私は体験できませんでしたが、目の前で飛ばされた方が居られました。「気」については、かなり興味はあるのですが、まだ半信半疑です。ただ、この呼吸法は効果が期待できると思います。

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