トピックス 感性

そして消えていく

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皮膚で色を感じる?」で取り上げたように、皮膚には未知の機能がありそうですが、本来の機能である触覚視覚が未発達の赤ちゃんの頃に外界の物を認識する手段として働いています。赤ちゃんは、物を口に入れて舐めたり、手で掴んだりして物を認識していきます。 成長するにつれて、視覚が優先されてきます。 5感をフルに利用しなくなってしまうのです。 次に、先日紹介した「感性の教室」(著者:末永幸歩 発行所:ダイヤモンド社)に載っているローリス・マラグッツィでも、100ある」を紹介します。詩中にある「言葉」は、ものの捉え方、感じ方、考え方、理解の仕方、表現の仕方などこどもが世界と出会い、関わろうとする多様なアプローチ全てです。「100」は「無数にある」ことを意味します。詩の後半は、こどもから大人になる過程失われてしまうことを表現しています。「学校や文化が頭とからだをバラバラにする。」という件があります。最近の学校教育では、美術音楽の授業が減ってきていると聞いたことがあります。座って目と頭だけを使う授業ばかりになってきているように思われます。科学実験なども危険だからといって、実験することがなくなり動画を見せたりしていませんか? 実験をすれば、匂い、熱、音触感などで感じることも動画では感じることはできません大人になってからは、キーボードを叩きながら、言葉だけで議論を交わすだけになっていませんか? スマホを見ながら食事をとっていませんか? 食事を味わらずに、視覚情報を優先していませんか?

子どもには
100とおりある。
子どもには
100のことば
100の手
100の考え
100の考え方
遊び方や話し方
100いつでも100の
聞き方
驚き方、愛し方
歌ったり、理解するのに
100の喜び
発見するのに
100の世界
発明するのに
100の世界
夢見るのに
100の世界がある。
子どもには
100のことばがある
(それからもっともっともっと)

けれど99は奪われる。
学校や文化が
頭とからだをバラバラにする。
そして子どもにいう
手を使わずに考えなさい
頭を使わずにやりなさい
話さずに聞きなさい
ふざけずに理解しなさい
愛したり驚いたりは
復活祭とクリスマスだけ。
そして子どもにいう
目の前にある世界を発見しなさい
そして100のうち
99を奪ってしまう。
そして子どもにいう
遊びと仕事
現実と空想
科学と想像
空と大地
道理と夢は
一緒にはならないものだと。

つまり
100なんかないという。
子どもはいう
でも、100はある。

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