「すごい人体、やばい人体」(著者:カラン・ラジャン 発行所:河出書房新書)を紹介します。著者は外科医です。章のタイトルを読むだけでもインパクトがありますね。第2章:脳のすべての中に、「たった今、あなたの脳は、何百種類もの微小な人形遣いに操られている可能性が高い」という記述があります。この小さな腸内細菌は、食べた物の消化や代謝を助けるだけでなく、ドーパミンやセロトニンなど重要な神経伝達物質の合成も助けています。これら腸内細菌は、迷走神経を伝わって脳に直接つながるルートを持っています。腸内細菌の影響がダイレクトに脳に伝わるのです。逆もあります。脳のストレスは、炎症を増長させるので、下痢になったりしますね。ビタミンDが欠乏すると気分が低下します。「人間は「考える葦」であると共に「考える管」である!」でも取り上げたように、腸が第2の脳ですから。
第1章:消化するパイプの物語、第2章:脳のすべて、第3章:心臓をめぐる緊急特報、第4章:肺が致命的になるとき、第5章:骨格の欠点、第6章:視覚を探る冒険、第7章:聴覚をめぐるハイキング、第8章:におい地獄、第9章:味覚の極上の話、第10章:触覚は人を惑わす、第11章:陰部の悪魔的才能、第12章:眠りが人を殺す方法、第13章:免疫系を探る旅、第14章:死の真実を掘り起こす