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「スカボローフェア」に4つの植物が・・・

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植物の不思議なちから」(著者:ヘマ・マテオス 発行所:グラフィック社)を読んでいるというか、眺めています。世界各地の文化において、古くから信じられてきた言い伝え、効能、まじないや占いなどに関する植物が72品種取り上げられています。植物は、動物と違って動けない分、虫や動物に食べられないために、を作り出しますが、微量であればにもなります。魔女が鍋でグツグツ煮たり、原住民の呪(まじな)いなどによく利用されてきました。

資料をご覧ください → 植物の力

p.1 頭が鳥で、尻尾が蛇の形をした空想上の「バジリスク」があります。とても危険な動物です。この毒を解毒する植物が「バジル」と伝承されています。現代では、鉄分が多いので貧血に効いたり、抗酸化の効能があると言われています。放射能を吸収すると言われている「サボテン」は、昨今「電磁波吸収サボテン」と命名され、ネットでも販売されています。本当かな? セシウムストロンチウム等の放射性物質を吸収し易い植物は確かにあるようで、研究されています。

p.2 映画「卒業」の挿入歌にサイモンとガーファンクルの「スカボローフェア」があります。歌詞の意味を知らずに若い頃よく口ずさんでおりました。いまだに「Parsley, sage, rosemary and thyme」の部分は、自然に口ずさんでいます。問い掛け者会いに行けない女性に対する頼み事旅人にするのですが、旅人は女性が魔界に住んでいることを知っているためか、問い掛けには答えず「Parsley, sage, rosemary and thyme」というおまじないをするというストーリーになっています。この「パセリ、セージ、ローズマリー、タイム」は全てハーブ系植物で、古くから悪霊祓い浄化の効用があると言い伝えられてきました。実際、ハーブ系植物を植えておくと虫が近づかないようです。また、匂いを嗅ぐとリラックスする作用があり、料理の香辛料にもよく利用されていますね。

スカボローフェア → https://www.youtube.com/watch?v=G8cRbh2hYhU

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