「簡単に描いてくれる」無料の統計ソフト「EZR」を紹介しました。「EZR」は「easy R」という意味でした。医療統計用ということではなかったようです。従前の「R」は以前「思ったより操作簡単な統計ソフト「R」」で紹介したように「>(プロンプト)」の後にコマンドを入力してデータを解析するものでした。「EZR」を起動すると、「>(プロンプト)」の画面と「Rコマンダ」の画面が同時に立ち上がります。「Rコマンダ」には処理する項目などが上部のリボン部分に整理されているので、非常に使いやすくなっています。 動画サイトでも使い方は説明されていますが、私は本の方が性にあっているので、早速以下の書籍を購入しました。初版が2012年で2013年で3版3刷とすでに12刷も発刊されています。Webサイトからインストールするのが面倒な方は、DVD〜ROMが付録で付いていました。
EZRでやさしく学ぶ統計学 改訂3版(〜EBMの実践から臨床研究まで〜)(著者:神田善伸 発行所:中外医学社)
資料はこちら → 統計解析手法
p.1 上述の本に統計解析の手法が表に上手くまとめられています。青字の項目は、先週説明しました。緑字の項目については、今後、私が理解次第、説明していきます。
p.2 Macで「R」のアイコンをクリックしても「>library(Rcmdr)」のコマンドを入れないと「Rコマンダ」の画面が起動しませんでした。そこで、右側の①と②を実施してみてください。今度は「R」のアイコンをクリックすると「Rコマンダ」の画面が起動しました。Windows版は、「R」のアイコンをクリックで直ぐ「Rコマンダ」の画面が起動します。