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どうして覚えているの?

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昨日は、定期演奏会のための日曜練習で疲れて早く寝てしまい、うっかりして投稿忘れていました。早いもので、昨日は、ブログ開始してから7年目に突入しました。 先日、「世界のエリートが学んでいる教養書必読100冊を1冊にまとめてみた」(著者:永井孝尚 発行所:KADOKAWA)を読んでいたところ、岡倉天心の本が紹介されていました。岡倉天心という名前は私の中で、小学生の頃から忘れないで残っている記憶の一つです。家族で妙高高原に旅行に行った際に訪れた六角堂も記憶に残っているのです。当時は、六角堂の佇まいや中国風の帽子をかぶった写真を見て中国人だと思っており、何をされた方なのかは知っておりませんでしたが、上述の本で、岡倉天心の書いた本の紹介文を見て腑に落ちました。東京美術学校を創設して、美術の発展に貢献された方でした。妙高高原に別荘を持っていた関係で、六角堂が建てられたようです。 どうして、岡倉天心や六角堂を覚えていたかを推測するに、父か兄にヘビの抜け殻を持って追いかけられた記憶があり、その場所が六角堂の近くだったのです。この時以降、「へび」が苦手になってしまいました。心理学的用語で「ネガティビティ・バイアス」と呼ぶようです。辛かった記憶は残りやすいのですが、その場面に付随した記憶も残るのですね。辛かった記憶も、懐かしい記憶になっていって欲しいものです。

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