「南を向いたときに、東側になるほうは？」で、米国の生物学者レイチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」の本を読み返してみたいと述べました。先程、本棚から探してきたところ、２箇所に付箋がついていました。１箇所目は、「わたしは、子どもにとっても、どのようにして子どもを教育すべきか頭をなやませている親にとっても、「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。子どもたちがであう事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生みだす種子だとしたら、さまざまな情感やゆたかな感受性は、この種子をはぐくむ肥沃な土壌です。」 そして、２箇所目の付箋は「最近、私のところに寄せられた一通の手紙は、不思議さに驚嘆する感性ーセンス・オブ・ワンダーは、生涯を通して持続するものであることを雄弁に物語っていました。」でした。手紙の発信者は89歳の女性で、好奇心を持って継続して自然に触れてきたようです。 研修で若い皆さんに「五感を使って感性を鍛えよう」と言ってきたのは、この本を読んでからだったことを今、思い出しました。皆さんも、このような本に出会えることを願っています。今までのブログで「感性」を検索したら、22個もでてきました。その一部が、次のブログです。「この匂いはどの木？」「五感を鍛えよう」「気づくかな？」「専門家も見逃す」「遊びを通して学ぶこと」「見た目でわかる？」「五感を超えて」