pythonとVBAの比較を続けます。
資料はこちら → Python_VBA (その3)
p.1 テキストの中から1文字取得する際に、前からあるいは後から何番目かを調べることができます。VBAは「Mid関数」を用いますが、pythonは[ ]内に数字を入れることで調べることができます。後からの場合は-を付けます。VBAの場合は、「Len()」で文字数を調べる方法もあります。pythonの数字は、黄色の網掛部を覚えておくとよいと思います。数字の右隣りが対象の文字になります。ヨーロッパでは、「0階(Ground floor)、1階、2階・・・」と数えます。pythonの開発者はオランダ人のようなので、数の範囲が0から始まるのでしょうか? 文字を探す際、pythonの「find」は使えそうです。
p.2 配列の中身を繰返し取得するコードは、VBAに比較してpythonの方が簡略化されているのがわかると思います。pythonの「for」は黄色の網掛のような使い方をしていますので、VBAとは若干異なっています。
p.3 pythonでは、角カッコと丸カッコ内の配列では扱いが違います。リストは角カッコを用い、左表のように「append」を用いてデータを追加したり「sort」で並び変えたりできます。丸カッコ内は「タプル」で、読み出すことは可能ですが、変更はできません。
pythonは配列に関しては、VBAより融通性が高いように思います。