「近道よりも・・・」では、紙の本とスマホで読む本の比較をしましたが、今回は本と映画・動画の比較をします。資料をご覧ください。
資料はこちら → 外・内報酬
左上の表をご覧ください。本と映画・動画の脳に与える影響についてまとめています。先ず、本を読んだ時と映画・動画を見た場合に、活性化する脳の部位を記しています。映画・動画の場合は聴覚を含めて本を読むよりも多くの部位が活性化します。このため、情報量が多く内容を深く理解する意識が本を読むよりも薄らいでしまうようです。その代わり、一過性のドーパミン放出量は大きい、つまり直ぐに満足感が得られます。一方、本の方は読み終わった後にもじんわりと持続的な満足感が維持されるようです。映画・動画では外的報酬、読書では内的報酬が得られます。映画・動画は、マルチタスク能力や情報処理能力が鍛えられますが、脳の負担が大きいのに対し、読書は想像力・イメージ力が鍛えられます。脳の安定性が保たたれ、主体的な思考が可能となります。内的報酬と外的報酬についてhttps://mindmeister.jp/posts/fee-balanceにわかりやすい説明がありましたので、載せておきます。外的報酬の方が目に見えた形でわかりやすいですが、内的報酬も重要ですね。何事もバランスが大事です。