「素になる仕組み」でデータベース作成のためのSQLiteの実行ファイルのダウンロードの仕方を説明しました。これを実際に使ってデータベースを作成するやり方を説明します。
資料はこちら → データベースその3
p.1 Windowsのコマンドプロンプトを用います。起動の仕方はいろいろありますが、例えば、➀Windowsツール→ コマンドプロンプトをクリックするか、②「コマンドプロンプト」を検索してコマンドプロンプト画面を表示させます。予め、SQLite3のフォルダを作成しておき、4つの実行ファイルを入れておきます。右をご覧ください。コマンドプロンプトにコマンドを入れて確認していきます。先ず「cd SQLite3」として「SQLite3」フォルダにcd(チェンジディレクトリ)します。「sqlite3 データベース名」で、例えば、データベース「sampledb」を作成します。すると「SQLite3」フォルダ内に「sampledb」があることを確認します。テーブル作成のコマンドは、「create table personal(id, name);」「personal」という名のテーブルで、idと名前がデータになります。コマンドの後に「;」を必ず入れてください。データの型を設定する場合は、データ名の後にデータの型を書き込みます。「.tables」でテーブル一覧が表示され、データベース名を変える場合は「alter table ファイル名(変更前) rename to ファイル名(変更後);」、項目を追加する場合は「alter table ファイル名 add column 項目名;」とします。テーブルの形を表示する場合は、「 .schema 」を用います。
p.2 「create table」で、ID、名前、テキスト及び歳のデータベースを作成し、「insert into user values」を用いてデータを入力していきます。このデータベースを基に、「Tokyo」が入っているデータのビューを作成するのに「create view 」を用い、「select * from 」で表示させます。ビューを作成せず、直接データベースから必要事項を表示する際は、「select」を用います。
p.3 PHP などの他のアプリケーションのデータベースとして利用される場合は、「sqlite3.dll」をpathが通る場所に置いておく必要があります。pathが通る場所は「path」を用いて表示させます。「;」で区切られたたくさんの場所がありますが、とりあえず「Windows」内に入れておきます。