「答えはデータの中にある」(著者:小西葉子 発行所:KADOKAWA)を紹介します。消費動向などをリサーチする場合の手法がビジュアルな図を用いて説明されています。リサーチャーだけでなく、技術開発や品質管理に携わっている方にも参考になると思われます。気になったものを資料にしてみました。
資料はこちら → じゃないもの
p.1 「気づける人は「じゃない方」を考える」という言葉が気になりました。とかく、今売れる商品は何かと考えてデータをリサーチして、売れるものを増産する流れになりがちですが、その逆に着目した方が気づくことが多くあると言っています。上述の本記載のデータとは異なりますが、眺めてみてください。2020年はコロナ禍でした。この時期に、売れなくなった商品に矢印を付けておきます。右下を御覧ください。同じ化粧品でもヘアートリートメントはひどく落ち込んでいませんが、口紅は売上が減少しています。マスクをするので、口紅をしなくなったためですね。
p.2 ホームセンターや家電量販店の売上が高いですが、小売業は落ち込んでいます。コロナ禍で家でテレビを見たり、テレワークのための情報機器の売上が増加しています。右下の赤枠内を見ると、在宅生活の影響で売上が減少しています。手芸用品は、マスクを手作りするためか増加傾向を示しています。
p.3 上述の本の中に、綺麗な花びらのようなグラフがありましたので、載せておきます。コロナの有無にかかわらず、4年間の生活必需品の購買順位の傾向は季節性があり同一傾向が認められるようです。
データをグラフ化する際には、同じデータを種々のグラフで描いてみると、気がつくことが出てきます。同じ素材でも料理法で味が変わるのと同じです。