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片隅に置いて眺めてみる

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一日一語 はじめて読む人の論語入門三六五」(著者:安岡定子 発行所:致知出版社)が新刊本コーナーにありましたので、紹介します。「論語」は、高校生の頃、読もうと思って購入して、そのまま積読になっていました。一日一語なら、続くかもしれませんね。以前、「相田みつを」の名言集を一ヶ月ぐらい、ブログの最後に載せておきました。「個室にどうぞ」〜「早い段階から参加する」の一ヶ月。論語も同様にしようかなと思いましたが、さすがに一年は大変そうですね。1月の1日と2日だけ載せておきます。原文、現代語訳及び解説の順番で掲載されています。1月1日は、「温故知新」の4字熟語で有名ですが、後半の「以って師と為るべし」の部分が省略されています。やはり、原文を見ないと、本当の意味を理解することができませんね。1月2日の、「楽しんでいる人」には敵わないという件には同意します。大谷選手のように。たまには、このような本を片隅に置いて眺めてみるのもよいかもしれません。

1月1日                                      子子曰(のたま)わく、
故きを温ねて新しきを知れば、以って師と為るべし。(為政篇)
<現代語訳>
先生がおっしゃった。「昔の人の教えや過去のことについて学習し、そこから新たな考え方や
取り組み方を見つけられれば、人を教える先生となることができる。」

2月1日                                        子曰わく、                                     之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。(雍也篇)
<現代語訳>
先生がおっしゃった。「知っているだけの人よりも、好きになった人には及ばない。好きになった人も楽しんでいる人に及ばない。」

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