「上司がAIになりました」(著者:橋爪大三郎 発行所:KADOKAWA)を紹介します。現在の会社は会長あるいは社長がトップで取締役、部長、課長、係長、社員などに階級が分けられたピラミッド型の組織が多いですが、筆者が考える「未来マネジメント」カンパニーは、社長と数名の取締役と社員が人間で、それ以外のヴァーチャルAIの取締役とヴァーチャルAIの課長で構成されています。中間管理職は、全てヴァーチャルAIです。ヴァーチャルAIは24時間稼働、世界の言語いずれも可のためグローバル対応も迅速、客観的・迅速な判断、コストが人件費より安価など、少子化の未来には多くのメリットが出そうです。こんな時代がやってくるのでしょうか? 人間は、AIに使われることなく、一層クリエイティブな力を身につけていかなければいけないと思われます。