先日、講師仲間と「そもそも品質工学」に登場するキャラクタが研修時の説明で声を出したら、眠くならないかなと話していました。最近、NHKでAIがアナウンスしたり、YouTubeでもアニメキャラクタが声を出して説明する動画がたくさんあります。時代の流れかなと思います。以前、パワーポイントの録画機能を使って、自分の声を挿入したり、ポインターを動かすことを実施したことはありました。今回、パワポイント下部にあるノートをスライドショーで読み上げる方法を試してみました。いろいろな方法がありそうです。
資料はこちら → 読み上げ
p.1 先ず、パワーポイントにある録画機能の手順を説明します。①スライドショーをクリック後、録画ボタン横にある項目全てにレ点チェックします。②録画ボタンを押して、3、2、1とカウントダウン画面が現れます。カウントダウン画面が消えたら、声を出して説明したり、ポインターで指したり、クリックしてください。通常、スライドショーでやることと同じ動作をして、③一時停止あるいは停止ボタンをクリックします。停止せず、カーソルで下向きの矢印を押して次のスライドに映っても構いません。④確認する場合は、スライドショーを停止すると、画面の右下にスピーカーのマークが表示されているはずです。⑤スピーカーのマークをクリックすると再生ボタンや音量のスライドスイッチが表示されます。再生ボタンを押せば、音声が再生され、音量もスライドして調整できます。音声が不要の場合は、スピーカーがアクティブの状態でdeleteボタンをクリックするとは消去できます。⑥スライドショーにして再生を確認してみてください。音声を消したい場合、再生ボタンの左にあるゴミ箱のアイコンをクリックすれば、消去して、録画ボタンに変わります。
p.2 上述はもともとパワーポイントにある機能の説明でした。ノートの説明文を自分の声以外の音声に変換するやり方は、いろいろあります。先ず、WindowsやMacにある読み上げ機能を利用して、パワーポイントで利用します。
Windowsの読み上げ機能は、こちらをご覧ください→ https://www.skyfish.co.jp/blog/news/post-1098
私のパソコンはMacなので、以下の方法で実施してみました。①システム設定→アクセンシビリティ→ライブスピーチon→ 日本語、声を選択します。②ノートの説明文をコピー&ペーストして貼り付けます。③再生ボタンをクリックして、読み上げることを確認します。④スライドショーにして、 録画ボタンをクリックすると、3、2、1とカウントダウン画面が現れますので、スピーチ文の右にある再生ボタンをクリックすると読み上げが開始します、終了後、録画停止ボタンをクリックします。⑤スライドショーを停止すると、画面の右下にスピーカーのマークが表示されます。スライドショーにして、読み上げ音声が再生できていることを確認ください。
p.3 以下の方法の方が簡単でした。①システム設定→アクセンシビリティ→読み上げコンテンツ→項目を読み上げるをONにします。②スライドショーの録画ボタンを押して、カウンドダウン画面が終了したら、説明文の先頭にカーソルを合わせて、「 Option+Escキー 」とすると、読み上げ開始します。③読み上げている最中は、左下にコントロール画面が表示されます。④スライドショーを停止すると画面の右下にスピーカーのマークが表示出るのは上述と同様です。項目を読み上げるの代わりにポインタを項目に重ねたら読み上げるでもできそうですが、録画停止ボタンをクリックすると「停止」という音声まで録画されてしまいます。今回は、決められた音声しか読み上げに使えません。読み上げのフリーソフトがありそうなので、次回はそちらを試して報告します。
自主学習には使えるかもしれませんが、研修はやはり生声でしょうね。