トピックス 品質工学

違いを理解して欲しい

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そもそも品質工学」の動画では、最後の数分のまとめでいいことを言っています。とても共感するまとめになっています。第0話〜第50話までリストアップしてみました。

資料はこちら → そもそも品質工学語録その1

品質工学の目的」は、第49話に出てきます。「お客様視点にて社会的な損失を低減し、技術者が創造できる時間を増やすこと」としています。創始者の田口玄一先生の教えそのものです。「品質工学は思想」とも言っています。ブッダの仏教に似ているところがありますね。「信じるものは救われる」というところでしょうか? 実験計画法品質工学の違いについても、説明されています。実験計画法は、効果のある因子とノイズを切り分けて分析する方法ですが、品質工学ノイズを切り分けず、ノイズを積極的に組み込んだ実験をします。実験計画法は、現況把握が限界。問題解決まではできないあくまで分析手段に過ぎないということを意味します。品質工学が、工程でのノイズ及び顧客におけるノイズを考慮して分析できるので、問題解決が可能になります。このことが重要です。実験計画で良しとする技術者は、この違いが理解できていないのです。本ブログを読んでおられる技術者は、この違いを理解して、問題解決を図っていって欲しいと思います。先輩技術者にも、この違いを教えて上げてください。教えることで、自分の理解も深まります。

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