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途中でデータが消失した場合

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生存曲線故障曲線を収集したデータより作成する際に用いる「カプラン・マイヤー法」について説明資料を作成しました。

資料はこちら → 生存率

p.1 左表が収集したデータで、イベントdiは、i日経過後イベントが発生した時1とします。0は、データ収集終了時にイベントの発生がない場合もしくはデータ収集の追跡不能になった場合を示します。つまり「打ち切り」です。

p.2 右表は、左表のデータを基に作成します。先ず、経過日数昇順に並び替えます。打ち切りwiは、イベントdiにより1あるいは0の値をとります。生存数niは一つ前のデータを用いて計算します。これらのデータを用いて生存確率Siを算出します。算出式内のパイのような演算記号は累積のを意味します。累積の和はΣで表しますね。

p.3 生存確率から生存曲線Excelで描く準備を説明します。経過日数をコピーして下にペーストします。生存確率は「1」を挟んで、最後のデータを除いてコピーしたものをペーストします。経過日数を昇順に並べ替えます。最初の行に「1」と「0」を追加します。生存確率の右隣に打ち切りの列を作り、1つ目のセルには「NA()」を2つ目のセルには、「=IF(AND(L4=L5,M4=M2),M4,NA())」を代入して、下の方にドラッグしてペーストします。

p.4 前ページで作成した表を用いて折れ線グラフを描くと、生存曲線となります。

生存確率を故障率に置き換えれば、故障曲線を描くことができます。

 

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