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行ったり来たり

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夢を叶えるために脳はある」(著者:池谷裕二 発行所:講談社)の本に、面白いIQテストが載っています。「レーヴン漸進的マトリックス」テストは、一度にいろいろな能力を見るIQテストとして考案されたようです。試してみてください。筆者は、以前「楽勝のつもりが・・・」で紹介した本「メンタルローテーション」(著者:池谷祐二 発行所:扶桑社)の中で種々のパズルを掲載しています。頭を柔らかくするには良い本です。

レーヴン漸進的マトリックスの一例 → レーヴン漸進的マトリックス

A~Cに入る図形を1~8の中から選べ」という問題いかがでしたか? ある研究室で、被験者にパソコン上で図形を動かしながら解いてもらう実験を行いました。パソコンを動かしている時間止めている時間を計測しました。絶えずパソコンを動かしている人、動かしたり止めたりを交互に行う人に分類されるようです。成績がよかったのは、動かしたり止めたりすることを交互に行っている人のようです。パソコンを動かしていない時間は頭の中で考えている内的な作業で、パソコンを動かしている時間は考えを確認する外的な作業であり、内的外的作業を行ったり来たりすることで正解に早くたどり着くようです。 考えをまとめる際には、メモすることで、よいアイデアが出てくるそうです。メモをとることが外的作業になります。頭の中だけで考えていても良い考えは浮かばないことになります。 因みに、正解はA:、B:、C:でした。

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