昨日は、満月の中秋の名月だったそうです。次に満月になるのは7年後だそうです。たまたま、ある本を読んでいたら「三体問題」という語句が出てきました。太陽、地球と月という天体が3つになると途端に微分方程式が解けなくなってしまい、もう何百年も解明されていないようです。現在は、「制限三体問題」や数値解析で無理やり解いています。実験計画法や品質工学では3つどころか多次元のパラメータを取り扱います。3つ以上のパラメータが相互作用ある場合は、数学的には解けないことになってしまいます。数学のような厳密解を求めているわけではないので、大丈夫なのでしょう。「制限三体問題」は、地球と月とラングランジュ点が正三角形に配置すると解けるようです。 三つ巴は、力関係が難しいのでしょうね。以下の動画をご覧ください。最初は問題なく動いていますが、少しの変動があると、そのうちにカオス的に予測できない動きになってしまいます。