図解デザインに心理学のゲシュタルトを適用するとどうなるかを説明します。
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p.1 先ずは「類同の法則」です。赤色の集団は1つの塊として捉えることができます。右図はこの事例です。同じ船の形ですが、中国と米国で分けることで1つのグループを目立つようにしています。 「近接の法則」は近くに集まった集団とそうでない集団の2つのグループがあるように見えます。
p.2 左は「連続の法則」です。4つの曲線ではなく、2つの曲線が交差しています。連続しているように見える事例です。右図は、「共有運命の法則」です。同じ方向に向いているものを同じ仲間と見ます。右下は、この法則を用いたグラフです。
p.3 「閉合の法則」は、一部が欠けていても完全なものに見えます。「図と地の法則」はルビンの壺のように黒地と白地のいずれかに着目することにより形が見えてきます。右図はこの法則を利用したものです。
グラフやチャートは、意図したことを伝えるために上述のような心理的な法則を用いると効果的です。