以前「結晶の始まりが見える」で原子レベルの結晶の始まりを捉えた動画を紹介しました。 本日は、結合の始まりを捉えた映像を紹介します。
動画はこちら → https://www.youtube.com/watch?v=IlJ54qk_IvY&t=2s
カーボンナノチューブ内のレニウム原子が結合したり離れている様子が見れます。透過型電子顕微鏡で撮影したようです。静止画像でなく動画というのが素晴らしいですね。拡大できても分解能が高くないと像がぼやけてしまいます。この分解能を分かり易く教えてくれる動画をご覧ください。
分解能の説明 → https://www.youtube.com/watch?v=SfeUQ2kiSPg
液体中をプラチナ原子が泳ぐ映像です → https://www.youtube.com/watch?v=YBsseeZgmcg
電子顕微鏡は真空中に被写体を置いてみる必要がありますが、カーボンをシート状にしたグラフェンの中に液体を閉じ込める技術を用いてプラチナ原子の移動を捉えることができました。 カーボンの微細構造体であるナノチューブやグラフェンが活躍しています。