皆さんは縁起を担ぐ方でしょうか? 「町田忍の演技物のひみつ」(著者:町田忍 発行所:天夢人)は、著者が日本国中を歩いて目にした縁起物について紹介しています。35程のアイテムが写真・文章で登場してきます。その中で、私が気になったものをピックアップして、Webサイトで調べてみました。
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p.1 大阪にマスコットして有名な「ビリケンさん」があります。元々はアメリカの彫刻家が夢にでてきた像を基に作製したものが、輸入されたのが始まりのようです。これに似た像はアラスカや北欧にもあるようです。コミカルな表情をしていますが、頭が尖っていたり、裸であるところはキューピーにも似ています。そこに人々に親しまれる共通性があるのでしょう。 「だるま」の顔をじっくり見たことがありますか? 眉毛が鶴、頬髭が亀、その他にも松竹梅のような縁起物が描かれています。高崎や白河など地方によっても違いがあるのですね。 身近に「だるま」があったら、眺めてみてください。
p.2 架空の生物である「麒麟」はビールのラベルにもなっていますが、東京日本橋の首都高の挟まれた場所にある街灯の両脇に彫刻があるそうです。近くに行ったら探してみてください。神社仏閣にある狛犬、沖縄のシーサー、シェーンブルン宮殿 のスフィンクスそしてエジプトのスフィンクスなど国は違えど、似ていますね。
皆さんも福を呼ぶ縁起物をお持ちだと思います。我家の縁起物は、「ヤモリ」かな。今年も窓の外にへばりつく滑稽な姿が見られることを期待しています。