お薦めの本 トピックス

「?」と「!」の2つがあればいい

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ブログのネタ探しに、図書館の新刊本を漁り、毎日のように何かしらの本を読んでいます。ちょっとした本の中毒になっているかもしれません。ただ、深くじっくりと読みたい本になかなか出合っていません。今日は「何のために本を読むのか」(著者:斉藤 孝 発行所:青春出版社)を紹介します。音読で有名な斎藤教授の本です。 「人生があと一日しかないとしても教養を深めたいと思うのが人間らしい生き方」を伝えたくて、この本を執筆したようです。そして「明日死ぬかのように生きよ、永遠にいきるかのように学べ」(ガンジー)を引用しています。

いろいろな本を紹介して、そのポイントを説明してくれています。 古今東西の有名な本がずらり並んでいて、タイトルは知っていても近づき難い本がほとんどですが、著者の解説を読むと読む気をそそってくれます。私が興味を覚えた本を挙げます。

  • カミュ:「ペスト」:新コロナの現代を予言した内容。神を目ざすタルーと人間にとどまりたいリウーの登場人物の行動が知りたくなりました。
  • ニーチェ:「ツァラトゥストラ」:リヒャルト・シュトラウスの同名の曲が好きなので、読んでみたい。「神は死んだ」の一節あり。
  • 井原西鶴:「日本永代蔵」:お金で買えないものが5つ。それは何? 金持ちになる処方箋は、「早起き、家業、夜業、倹約、達者」の妙薬を毎日飲む
  • 一色まこと:「ピアノの森」:漫画です。ある少年だけが鳴らせる森のピアノの話。先日のショパンコンクール2位の反田恭平さんの愛読書です
  • 野口晴哉:「整体入門」:両手でみぞおちを押さえて、老廃物を吐き出す気持ちで体をかがめるようにして吐くとあくびが出るそうです。気の出し方も書かれています
  • 坪倉優介:「記憶喪失になったぼくが見た世界」:「光る米粒」等全てが新鮮に見えてくる。姿形・性格が違うのに「なぜ人間とひとくくりにするか?
  • まど・みちお:「まど・みちお詩集」:人生には「」と「」の2つがあればいいんだ。意味深ですね。好奇心感動ですか?同感です。
  • 加藤文元:「宇宙と宇宙をつなぐ数学」:IUT理論(宇宙際タイヒミューラー理論)の解説本。「たし算の系」と「かけ算の系」を別々に計算後に変換して合わせるという理論。

まだまだ読んでいない本がたくさんあり、楽しみです。

 

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