「ロボット学者、植物に学ぶ」(著者:バルバラ・マッツォライ 発行所:白揚社)の内容をピックアップして紹介してきましたが、この本の「あとがき」で示唆されることや共感することが書かれていました。 プラントイドの根の代わりにカテーテルにして各種センサを組み込めば、病気の細胞を識別できるかもしれないと書かれています。バイオインスピレーションを働かせれば、いろいろな応用発展が考えられるということです。 また、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の新卒者に向けた有名なスピーチの中で「点と点をつなげること」の重要性を語ったことを引用しています。今は不明瞭なアラベスク模様でも、いずれは点と点がつながって、はっきりと絵が描けるようになると著者は述べています。同感です。 私がブログを立ち上げた思いと通じるところがあります。今はガラクタ(点)でも、いつかリンクして宝物になってくれればありがたいと思います。 実際、関係なさそうなことがリンクする瞬間は気持ちがよいものです。 最近のブログには、以前に投稿したリンクを載せているのも、脳細胞のネットワークのようにしたいと思っているからです。
スティーブ・ジョブズのスピーチはの58秒後に「点と点」の話があります → https://www.youtube.com/watch?v=VyzqHFdzBKg
スティーブ・ジョブズに関する話題は「跳ぶ勇気」で取り上げました。