昨日テレビを見ていたら「黒柿」を用いた伝統工芸が取り上げられていました。この写真は、柿の木を切った断面です。黒い模様は150年以上した老木に現れますが、1万本に1本という貴重なものらしいです。柿に含まれているタンニンが沈着?してできるようですが、どうして全ての木にできないかについてはわかっていません。これを用いた伝統工芸のWebsiteがありましたので、ご覧ください。世の中に1つしかないしっとりした味わいのある模様です。材料が手に入り難くなってきているので、伝統工芸も廃れていってしまいそうで、残念です。
工芸品はこちらのWebsiteでご覧ください。 → https://www.okaya.ne.jp/izumokurogaki
茶道で用いる棗(なつめ)です。しっとりした味わいのある模様です。まさに自然が造る美です。日本には、このような素晴らしい伝統工芸があるのですね。後継者が途絶えないようにして欲しいものです。