日曜日は、品質工学の話題を英語にしていましたが、一段落したので英語バージョンはしばらくお休みします。先日「あなたはどのタイプ？」で珍しいアリの生態を紹介しました。 その中で、「ミツツボアリ」の写真を添付資料に載せておきました。 本日、YouTubeを検索していたところ、このミツツボアリの面白い動画を見つけました。 何と、蜜を貯蔵しているお腹の色が緑色なのです。 何故か？ 疑問になりませんか？
動画はこちら → https://www.youtube.com/watch?v=joL0ClvRlRU
動画を見るとその答えがわかります。 摂取する糖に緑色の色素を混ぜておくそうなのです。 働きアリが収集した色素含有の砂糖水を貯蔵専門のアリに渡すと、動画のように緑色のバルーンのような形状になります。 さらに動画を見ていると面白いことに、マユの一か所にも緑の斑点がありますね。幼虫時に飲んだ緑色の砂糖水を排出せずに、マユを作り始めてさなぎになる前にマユ内で排便するそうです。 こうすることで、巣の中の清潔度を維持することが可能のようです。素晴らしいシステムです。 改めて、アリの社会はいろいろ考えられています。 プラスチックごみを排出している人間社会も、見習うところがあります。