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少し考えさせられました

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牛乳をめぐる10の神話」(著者:エリーズ・ドゥソルニエ 発行所:緑風出版)を紹介します。 皆さん、小さい頃から牛乳は健康に良いからという理由で、給食にも必ず付いていましたね。いろいろな栄養素が含まれ、特にカルシウムは牛乳からが一番摂取し易いと言われてきました。 これらについては、既に論争になってはいるようですが、この著者はいろいろな理由から牛乳は飲まない方が良いという考えに基づき書かれています。牛乳は健康に良いとしたスポック博士もその後考えを変えたようです。 この本を読んでいると、牛乳を飲まない方がよいのではと思うようになります。信じる信じないはあるとして、見方を変えるのも時には必要であると思います。以下に著者が説く、理由をまとめました。

  1. 妊娠状態でないと乳はできないので、アメリカではホルモン注射をするそうです。注射をしていない場合でも、妊娠中の牛乳内には妊娠ホルモンや子牛のための成長ホルモンが含まれている。人間の男性ホルモンを減少させ、女性ホルモンを増加させるかもしれない。
  2. 種々のアレルゲンが含まれており、喘息頭痛の原因になるようです。牛乳をやめると「にきび」や「便秘」が解消することがある。
  3. ラクターゼがない人は牛乳を飲むと下痢になる。
  4. 米国の牛乳にはカルシウムを吸収し易いようにビタミンDが配合されているそうですが、1日15杯飲んでも足りない。それよりは、日光に当たった方が良い。日本の牛乳には含まれていませんが、「乳飲料」と称されている飲み物には添加されているものがあります。
  5. 牛のゲップには、地球温暖化のメタンガスが含まれている。
  6. 乳牛の寿命は20年なのに、4年間休まず牛乳を産出後、我子に乳を与えることもなく屠殺されてしまう。動物愛護の理由
  7. 酪農業界の資金で健康に良いという研究成果だけがクローズアップされている。米国ではありがちなことです。業界が強いので。

この本に書かれていた「ほのぼのとした動画」がありますので、ご覧ください。 南アフリカのバイクラリーの参加者が水路に落ちた子牛を助け、バイクに載せて飼い主に届けるというものです

動画はこちら → https://www.youtube.com/watch?v=9DItbharEN8&feature=player_embedded

また著者は、マザーテレサの「集団を見ているかぎり人は行動しない」という言葉を引用しています。 目の前に犠牲者が一人いたら救済の努力を惜しまないが、「大勢の中の一人」になってしまうと、無関心になるそうです。コロナウィルス大雨災害の災害のニュースを見ても、行動につながる感情の反応は呼び起こされないのはそのような人間の心理が根底にあるからなのでしょうね。

この著者は、牛乳由来の乳製品を、豆乳、ナッツミルク、ライスミルク、そば粉ミルク、アーモンドミルクで代用しているそうです。試してみてください。

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