お薦めの本 トピックス

本選びの指針は?

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前から読もうと思いながら、なかなか購入できずにいる本を読み終えました。「ツバキ文具店」(著者:小川 糸 発行所:幻冬舎文庫)です。鎌倉の代書屋を先代の祖母から若いながら受け継いで悪戦苦闘していく物語です。依頼人の思いを手紙の中に入れ込んで書いていくことは難しいでしょうね。紙、筆記用具、封筒そしてシーリングスタンプも手紙の内容に応じて合わせるのです。筆記用具であれば、毛筆、万年筆、ガラスペンあるいはボールペンなど、紙も時には高価な羊皮紙を使うこともあるようです。字もその人が書くであろう字体を想像して書いています。大変な仕事ですね。 他の登場人物も含めて、筆者を元気づける様子はほんのりした空気を感じさせ、読んでいても気持ちを落ち着かせてくれる小説でした。続編も出ているようなので、また読んでみたいと思います。

私の場合、文庫本になってから読む本が多いのですが、芥川賞や直木賞よりも「本屋大賞」受賞作が多い傾向にあります。本屋さんが選んだ本は面白い本が多いからかなと思っています。因みに過去の本屋大賞受賞作のリストをまとめてみました。本選びの指針にしてみてください。

資料ごらんください → 本屋大賞

点チェックがあるのが私が読んだ本です。2018年、2019年にチェックがないのは、まだ文庫になっていないものが多いからです。2008年以前は、「本屋大賞」の存在を知らなかったせいだと思います。最近は、「本屋大賞」受賞作を気にして購入しているからチェックが増えてきた気がします。それにしても2010年は6冊/10冊も読んでいました。 また、このリストを参考に、本を漁りに行こうと考えています。

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