以前から気になっていた「ホモ・デウス」(著者:ユヴァル・ノア・ハラリ 発行所:河出書房新社)を図書館から借りて読み始めました。なかなか読み進めないのですが、昨日話題にした「人間の進化」をいろいろな視点で考察した本です。ホモ・サピエンスである我々が、今後どのようにホモ・デウス(神)にアップグレードしていくか?を考えています。飢餓・疫病・戦争のステージから不老・幸福・神性のステージに変わっていくとしています。そのためには、生物工学や情報工学が利用されると考えています。既に、遺伝子操作によるアンチエイジング、ニューラルネットを利用したAIあるいは脳内神経の信号を用いた装置の動作などの研究が進められていて、「鉄腕アトム」のようなロボットあるいは、サイボーグが現実になってくる可能が高まってきています。 手塚治虫先生が「火の鳥」で予想した未来社会に向かっていきそうな気がしています。 その意味では、手塚先生の先見の明は神業とも言えます。 このところ「火の鳥」読むことを中断していたので、また読み始めようと思っております。 神にグレードアップして、人間は本当に幸福になれるのでしょうか?