住所がわかっている際に、経度と緯度を調べたいことがあります。 少ない場合は、googleでも可能ですが、住所に対する種々のデータがある場合、一度に位置データをリストに書き入れたいですね。位置データに付随したデータを以前に紹介したQGISというソフト利用して地図上に表すことが可能になります。
「東京大学空間情報科学研究センター」が提供している「Geocoding Tool & Utilities」はこちら → http://newspat.csis.u-tokyo.ac.jp/geocode/
方法をまとめました。 → ジオコーディング
p.1 ①東京都のオープンデータ提供サイトにアクセスします。 ②「町丁字別犯罪情報(年間の数値)」という語句で検索します。③平成28年度のデータをダウンロードすると、ページが飛んで右上のような画面になります。④右下に「オープンデータ」というアイコンをクリックするとリストが現れますので、「平成28年」をクリックしてcsvファイルをご自分のPCに保存してください。
p.2 上述の「Geocoding Tool & Utilities」にアクセスします。下にスクロールして、「今すぐサービスを利用する」をクリックすると、「csvアドレスマッチングサービス」とう画面が現れます。2行目の「行を含むカラム番号」にcsvファイルの住所が入っている列名を入力します。 上述の犯罪件数のcsvファイルでは1列目に住所が入っているので「1」と入れます。左の項目のアンダーライン部分をクリックすると詳細の説明が現れます。 変換したいファイル名を入れて「送信」ボタンを押すと、「開く」か「保存」するかの選択ボタンがありますので、いずれかを押すと「経度と緯度」がcsvファイルに書き込まれたファイルになります。 名前をつけて保存したら、「経度・緯度」が書き込まれていなかったので、開いて確認した後ファイルを保存した方が良いかもしれません。
今日はここまでです。次回は、このデータを地図に入れ込みたいと思います。