「制約を認識して解消」の中で、ハイキングの事例を載せました。実際の工程の事例が「ザ・ゴール」に載っていましたので、リニューアルしてまとめてみました。
資料はこちら → TOCその5
p.1 前工程と後工程があり、前工程は人が、後工程はロボットが作業して生産能力はいずれも25個/時です。計画通りであれば、前工程が12時に作業開始して17時には出荷可能となります。
p.2 前工程の最初の1時間で19個、2時間目は21個と計画の25個よりも少ない場合、その後で増産できたとしても、一定量しか生産できない後工程の前に在庫ができてしまい、17時の出荷予定数の100個より10減じた90個の生産数しか仕上がらず、出荷できなくなってしまいます。ロボットのように生産性や生産効率がよいと考える工程があっても、その前にボトルネックがあれば、仕掛品の在庫が生じてしまうのです。したがって、ボトルネックを解消する対策が必要になります。