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需要と生産能力のバランスを目指してはいけない?

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ザ・ゴール」(著者:エリヤフ・ゴールドラット 発行所:ダイヤモンド社)の問答の続きです。

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p.1 昨日、お金を儲けることの評価指標は、スループット、在庫作業経費だとしました。工場の幹部が、工場での事例を3つの指標に話し合って割り当てていきます。投資して売れる存在は、「在庫」、スクラップでも売れれば在庫になります。知識や技術ライセンススループットに変えることができるので、「作業経費」とする考え方は面白いですね。

p.2 ジョナとアレックスの問答の続きです。ジョナは「作業員が手を休めることなく常に作業している工場は、非常に非効率である」と言うのです。世の中のどの工場も、生産性や生産効率をアップさせるために、手を休めることなく常に作業すると思われますが、ジョナは「非効率である」と明言しているのです。ジョナはさらに「余剰在庫の原因は人が多過ぎるからだ」と言い、「世の中のメーカーは、需要と生産能力のバランスを目指している→ 減らすことができる能力を減らして、使われていないリソースがないように、みんなが常に働いているようにしている」とも言っています。そして「バランスがとれた工場に近づくほど、倒産に近づく」と言っています。この意味するところ不明ですね。主人公のアレックスも理解できないで、この時点でモヤモヤしています。もう少し、この小説を読み進んでいかないと腑に落ちそうにありませんね。

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