ChatGPTに関する本はたくさん出版されています。生成AIが書いている本もたくさん含まれているのではないでしょうか？「ChatGPTスゴ大全」（著者：武井一巳 発行所：翔泳社）を紹介します。インストールから活用の仕方まで、わかりやすく説明されています。気になった点をピックアップします。チャットで入力する文章のことを「プロンプト」と呼びます。以下に良い回答を引きだすプロンプトの書き方を列挙します。
- ChatGPTは検索は苦手。検索も兼ねるのなら、Google BardやBingが使いやすい
- 計算は苦手 上述の本で「年利1.8パーセントの貯金に100万円預けると、1年で利子はいくら」と質問したら、「1.800円」と回答されたという話が載っていました。今回、同じ質問をしたところ正解の「18,000円」となりました。AIも学習したのですね。
- 「あなたは〇〇のプロです。△△△してください。」と質問すると正確で専門的な説明もしてくれるようになります
- ＃（ハッシュタグ）をつけて質問する。＃役割：〜、＃条件：〜、＃目的 のように書いて質問する。例えば、＃役割：料理のプロとして、＃条件：残り物の材料（キャベツ、豚肉、・・）を利用、＃目的：夕飯のレシピを立案してください
- 和文で質問文を書き、英訳してもらう→その英文を質問文にする→回答を和文にしてもらう。英文の情報でAIは学習しているため、情報量が多いため。
- AIに質問のプロンプトを考えてもらい、質問する
AIも「あなたは〇〇のプロです。」とおだてると木に登るのでしょうか？ この言葉を用いることで分野を特定できるのかもしれません。