統計ソフトMinitabで応答曲面法を実施してみました。昨日Excelで実行したデータを用いて比較してみます。語句や扱い方がわからないため、都度Webサイトで調べながら 実施しました。以下に手順をまとめます。
資料はこちら →応答曲面法その3
p.1 最初に実験計画を策定後、指定された実験順番で得られた試験結果を代入して解析する手順です。①統計 → 実験計画法(DOE)→ 応答曲面 → 応答曲面計画の作成を選択します。いろいろ方法はありますが、今回は、②中心複合を選択→連続因子数から、3を選択して、計画をクリックします。③2番目の計画(20の実行と2つのブロック)を選択して→ 今回は、アルファ値をカスタムにして1を入力→ OKをクリック。④OKをクリックします。アルファ値をデフォルトにすると±1.682となり、立方体からはみ出た水準を実験することになります。
p.2 ⑤ウィンドウ→ ワークシートを選択。⑥作成された計画が表示されます。点タイプとブロックに関する説明を下に書いておきます。C5〜C7の数字は、右下の点の座標を示しています。⑦C2の実行順序に実施した実験結果をC8列に記入します。
p.3 ⑧統計→ 実験計画法→ 応答曲面→ 等高線プロットあるいは統計→ 実験計画法→ 応答曲面→ 曲面プロットを実施すると各々等高線図と曲面プロットを描いてくれます。
p.4 昨日Excelで描いたグラフと今回のMinitabのグラフを並べてみました。Excelは少し角ばっていますが、計算時の間隔を細かくすれば、スムーズになると思います。曲面プロットも等高線図も同じように描かれました。Minitabのグラフは、規格化した数値になっていますので、実数に変換しないといけないですね。今回の検討で、Minitabの使い方も理解できました。一旦、使い方がわかれば、Minitabの方が格段に効率的です。
他のWebサイトでは、無料の統計ソフトもあるようです。試してみても良いかもしれません。