久しぶりに専門書やノウハウ本ではなく、図書館から伝記を借りて来て読みました。「お札に描かれる偉人たち 渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎」(著者:楠木誠一郎 発行所:講談社)です。NHKの大河ドラマで渋沢栄一を取り上げるようなので、もう一度読んでみたくなりました。大河ドラマで取り上げる話を聞いたとき、渋い人を良く選んだなと思いました。ご存じない方も多いのではないかと思います。 この本は、図書館の青少年コーナーにあるくらいなので、手軽に読めます。予定されている新札に描かれる人物像を簡単に知ることができます。 私は、小学校の頃、伝記コーナーにある本を片っ端から読んでいたので、この3人の偉人達たちがまた表舞台に復活されてきて懐かしく思っています。大河ドラマというと戦国時代の武将が娯楽性があって選ばれることが多いのですが、日本を劇的に変えてきた偉人達の生き様は、今の日本にとって見習うべきものが多いと思います。
渋沢栄一の名言の一部
- もうこれで満足だという時は、すなわち衰える時である。
- 全て形式に流れると精神が乏しくなる。何でも日々新たにという心がけが大事である。
- 一人ひとりに天の使命があり、その天命を楽しんで生きることが、処世上の第一要件である。
- 人は死ぬまで同じ事をするものではない。理想にしたがって生きるのが素晴らしいのだ。
- ただそれを知っただけでは上手くいかない。好きになればその道に向かって進む。もしそれを心から楽しむことが出来れば、いかなる困難にもくじけることなく進むことができるのだ。
- 夢なき者は理想なし。
理想なき者は信念なし。
信念なき者は計画なし。
計画なき者は実行なし。
実行なき者は成果なし。
成果なき者は幸福なし。
ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。