物質・材料研究機構（NIMS）の動画いくつかピックアップしました。１つ目は、クリスマスイベントで、光ファイバーの中を火の玉が伝送されてイルミネーションになっています。情報量を過剰に伝送すると光ファイバーが燃えてしまうようです。２つ目は、電流を流すと発色するインク、３つ目は水素により金属が脆化、浸透する様子を電子顕微鏡で捉えています。燃料電池では水素が用いられますが、このような基礎研究は実用化にとっては重要ですね。４つ目は、電池の固液界面をリアルタイムで解析するために世界最高峰の放射光施設であるSPring-8のX線用いたXPS(X線光電子分光法）を試みています。材料の基礎的分野の研究は、何に応用されるか想像する夢があって面白いですね。今起きているミクロな現象であったり、将来的に起きるだろう不具合の改善・防止対策のための基礎研究が行われています。
クリスマスイベント→ https://www.youtube.com/watch?v=T7jorA23nlc
一瞬で色が → https://www.youtube.com/watch?v=cRI5bK_-FRo
水素で脆化する金属 → https://www.youtube.com/watch?v=7YPRsrLZlKk
固液界面の挙動をXPSで解析→ https://www.youtube.com/watch?v=ZuewK65fG-c