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ラテラルシンキングの見本

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産業技術総合研究所は、最先端技術だけでなくユニークな研究をたくさんおこなっています。YouTubeにサイトがありますので、ご覧になってください。

YouTube内のサイト → https://www.youtube.com/@aistchannel

耐熱レンガの話題です。詳細は、https://www.aist.go.jp/aist_j/magazine/bb0040.htmlをご覧ください。手短に資料にまとめておきます。

資料はこちら → 低熱伝導レンガ

左上の写真は、300 ℃に熱した鉄板の上に3時間、レンガを置いて加熱したもので、が一般的なレンガ、が今回話題のレンガです。下のレンガは触っても熱くありません。左下のようにハニカム構造になっており、熱伝導性の悪い空気で熱を遮断しています。CO2を出さずに、セラミックスを多孔質化する技術が変わっています。ゲルを含む水を凍らせて、フリーズドライの方法で水を飛ばします。そして、均一に凍らせるために、ゲルに不凍タンパク質を使っている部分もユニークです。寒い地方に住む動物は、体が凍らないような不凍タンパク質で細胞が形成されているそうです。 今回、この技術に注目したのは、視点を広く持って、通常使わない技術を組み合わせている点です。ラテラルシンキングそのものですね。

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