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原因と目的のどちらをとる?

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時間最短化 成果最大化の法則」(著者:木下勝寿 発行所:ダイヤモンド社)から、目標達成するための思考アルゴリズムが提案されています。以下のサイトに幾つか挙げられています。その中で、「ボールペンより鉛筆を探す法則」は意味深な法則です。

ボールペンより鉛筆を探す法則 →  https://dollyblog.org/law-of-minimizing-time-and-maximizing-results/

原因解消思考」と「最終目的逆算思考」の2種類の思考法があります。皆さんはどちらの思考法をよく使いますか? 何か問題が起きた時は、「原因解消思考」になることが多いと思います。品質問題解析に利用する「なぜなぜ分析」、「特性要因図」あるいは「FTA(フォルトツリー解析)」などはその典型的なツールですね。根本原因が究明されないと改善しない場合が多いので、どうしても「原因解消思考」を用いてしまいます。ただ、原因が特定できない場合、追及に時間をかけ過ぎてしまうこともあります。その場合は、「最終目的逆算思考」に頭を切り替えた方が有効だと思います。品質工学は、理想をゴール(目的機能)として設定して検討を進めていきますので、「最終目的逆算思考」だと思っています。個人的には、主に「最終目的逆算思考」を使って課題解決していく癖をつけた方が良いと思っています。

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